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脳神経外科
脳卒中予防のための外科手術
小倉丈司
医療法人 社団美心会 黒沢病院 脳卒中外科部長
脳卒中は突然発症し、重い後遺症を残したり、生命の危険を呈したりすることがあります。
多くは、高血圧や脂質異常、糖尿病などが関連しており、これらのコントロールが主体ですし、脳梗塞に関しては抗血小板薬や抗凝固薬等の内科的治療が予防の中心です。
しかしながら、脳の検査で動脈瘤や、血管奇形、血管の狭窄、閉塞等の異常がある場合、予防的手術での対応が非常に有効な場合があります。
脳卒中センター開設5周年を迎え、当院での外科治療(開頭手術を中心に)の取組みを紹介させていただきます。
脳梗塞の最新治療 ~黒沢病院ではこんなことができます!~
木幡一磨
医療法人 社団美心会 黒沢病院 脳血管内治療医長
現在、日本人の脳梗塞発症数は高齢化とともに増加傾向であり、後遺症により生活の質が大きく下がることから、患者さんや家族への影響は深刻で国民の生活を脅かす重大な脅威です。
治療を受けて自宅に歩いて帰れる人もいれば、寝たきりなどになる人もいます。
そんな恐ろしい脳梗塞ですが、対応次第では症状が軽くなったり、後遺症がほとんどない程度まで改善できる可能性がある治療方法があります。早い時間で治療することが条件ですが、実際に黒沢病院で治療した方の実例をもとに最新の治療法を紹介します。
目の前で大切な家族が倒れた時にどうすればよいのか、最先端の治療法を知ることで対応が変わるかもしれません。一緒に考えましょう!
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